表 萌々花「沈黙の塔 Tower of Silence」

明日10月16日(木)よりTHE BOOK ENDでは、
表 萌々花 写真展「沈黙の塔 Tower of Silence」を開催いたします。
この展示は、PINHOLE BOOKSより新たに刊行される同名の写真集の刊行を記念しての写真展となります。

“死は個人のものでありながら、同時に共同体のなかに確かに存在している。
「弔い」とは、誰のためのものなのか。
私はいま、自分が記録してきた写真を眺め、沈黙に耳を澄ませている。”

新進気鋭の若手写真家、表萌々花による、国内にある火葬場の煙突をモノクロフィルムで撮影した写真群。
現代の火葬場では必要とされず、失われつつある煙突に死のかたちや祈りの風景を見出し、全国各地を回ってその光景を写真に納め、その場の空気まで写しとるような端正な眼差しを行き渡らせている。死にまつわるネガティブなイメージやそれらを遠ざけようとする現代の日本の死生観に疑問を投げかけ、あたり前のように身近に存在するものとして、森や街中の平穏でどこか神々しい異物として「沈黙の塔」が集められた。

人々の暮らしの傍らに在りながら、いま静かに姿を消しつつある火葬場
「誰にもに訪れる最後」を受け止めてきた建物たちは、やがて風景から消えていく。

その瞬間を留めるように並ぶ写真は、
過去と現在、そして私たち自身の行方を問いかけます。

表 萌々花の眼差しが捉える静謐な死と祈りのかたちをぜひ会場でご覧ください。

表 萌々花「沈黙の塔 Tower of Silence」

2025年10月16日(木) − 11月3日(月) 11:00-18:00 火・水曜定休 /入場無料
兵庫県神戸市中央区海岸通3-1-5 海岸ビルヂング302 THE BOOK END
※駐車スペースはございませんのでお車でのご来店はご遠慮ください。
※入場制限やアポイントメント制とさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※展示物の関係上、祝花はお断り申し上げます。

表 萌々花(Momoka Omote )

1998年岐阜県生まれ。海外でのボランティア活動をきっかけに、写真を撮るようになる。帰国後アシスタントを経て独立。訪れた土地の持つ空気感や風土、時に厳しい現実や死生観を感じさせる作品を発表している。
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